「気を付けて、だけど恐れずに･･･」

５月の深夜、日中の業務を終えた私はひとりバックパックを背負い東南アジアへと向かった。

旅の目的はベトナム南北鉄道による１７２６ｋｍのベトナム縦断旅だ。

列車はサイゴン駅を出発し、さっそく同室になったベトナム人ファミリーとの宴がはじまる。

そのうちに昇る満月を列車の窓から眺め、ここが何処かもわからないことに気分が高揚する。

一夜を過ごした寝台列車は明け方、ダナン駅へと到着した。

私はファミリーおすすめの屋台で朝食を一緒に済ませ、その後、自宅へ招待されお茶をご馳走になった。

ダナンは数年ぶりだったが、それほどに依然と比較し変化はみられず少し安心した。

近年の東南アジアの発展や開発のスピードは著しい。

私は３３３（バーバーバー）を片手にパームツリーの櫛比するビーチを散策し

なんとなく立ち寄ったビーチバーで心地よいバックグランドミュージックに、その夜も昇る月をひとり待った。

翌日、私は大幅に遅延した列車へ乗車し、観光名所であるハイヴァン峠からの景色を漆黒の闇にみていた。

この夜も寝台列車で過ごし、予定到着時刻を大幅に遅れたまま、最終目的地であるハノイ駅へと到着した。

私はハノイへの訪問がはじめてだったので、旧市街やホアンキエム湖周辺を気の向くままに散策した。

次第に傾きだした太陽は夕暮れから薄暮へ、そして熱気を帯びた東南アジアの夜がまたはじまる。

帰国前夜、旅の終わりを感じながら雑踏と猥雑さの中に私はひとり身を置いている。

今宵アジアの片隅で･･･

※仕事を続けながら、プライベートも充実できる、ここ喜多見ホームで働いてみませんか。

※ここ南山会・喜多見ホームでは、一緒に働いていただける職員を各部署で募集していおります。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★

社会福祉法人南山会 | 喜多見ホーム | 東京都世田谷区 (nanzankai.tokyo)

※（ベトジャット：機内）

※（ベトナム南北鉄道：サイゴン駅とバックパック）

※（ベトナム南北鉄道：サイゴン駅）

※（ベトナム南北鉄道：同室のベトナム人ファミリー）

※（ベトナム南北鉄道：車窓から）

※（ベトナム南北鉄道：車窓から）

※（ダナン：ミーケビーチ）

※（ダナン：ミーケビーチ）

※（ダナン：ミーケビーチ）

※（ダナン：立ち寄ったビーチバー）

※（ダナン：バインセオ）

※（ダナン：フォー・ガー/鶏肉）

※（ダナン：ベトナムコーヒー/アイス）

※（ハノイ：レールウエイ）

※（ハノイ：旧市街クアンチュオン門）