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2025.12.08

🌎今宵アジアの片隅で…🌎琉球流離親子編🛫

季節は晩秋へと移り夜気の中、私は娘とともにバックバックを背負い羽田へと向かった。

翌日の早朝便に搭乗するためには羽田空港T3での野宿が必要となったからだ。

翌日、無事に那覇空港へは着いたが乗船予定だったフェリーは時化のため欠航していた。

宿泊先より徒歩15秒で伊江島(イエジマ)タッチューを望める備瀬海岸。

島サバとは島ぞーりのことで、ナイチでいうビーサンだ。

伊江島は、イージマと発音するらしい。

タッチューとは、尖ったものいう意味らしい。

美ら海水族館より徒歩5分のフクギ並木とゲストハウス。

ゲストハウスの屋上や備瀬海岸からは、肉眼でティンジャーラ(天の川)やフシヌヤーウチ(流れ星)を観ることができる。

日中は観光客でだいぶ賑やかだが、夕方近くには閑散とするこのエリアはお気に入りの場所だ。

本部の渡久地港公園で放課後の地元小学生と触れ合う。

「キジムナーっている?」

と聞いたら・・・

「見たことなぁ~い!」

と言う返答・・・その後、ガジュマルの木に登りはじめて

まるでキジムナーのようだったのでカメラを向けたら

とても良い笑顔だった。

ブルーシールは沖縄のご当地アイスクリーム。

ナイチでいうところの、バスキンロビンス(31アイスクリーム)だろう。

ワッター(私たち)は断然、ブルーシール。

31やハーゲンダッツのように固くなく、程よい柔らかさがよい。

地域限定のやんばるシャワー味が美味しかった。

その後、ブルーシール全種類を制覇すると意気込みだした娘。

そして、滞在期間中、本当に全種類制覇したのだった。

初の沖縄ぜんざいは、ふっかふかの氷と小豆で、こちらもデージマーサン(とても美味しい)だった。

本部町にある三線店を訪れ、購入する予定ではなかったのだが、とても良い音がする三線があったので、娘と相談し購入してしまった。

沖縄産黒木の一枚張りの三線は、以前より欲しかったものだが、ナイチでは高額過ぎ購入できなかった。

夕方、早速購入した三線を弾きに備瀬﨑へ。

夕暮れと波と風に、三線の音を乗せるんだと、シージャ(年上の人/先輩)に教えていただいた。

滞在期間中は、毎日、比嘉商店さんで備瀬のシージャと三線を弾きながら、ユンタクし一緒に残波(泡盛)とオリオンビールを飲ませていただいた。

そして、琉球三山時代のはなしや、ウチナーグチなどを教えていただき、とても良い時間を過ごすことができた。

ちなみに同席した娘は毎回シージャ達に大人気だった・・・

近くにある今帰仁城(ナキジングスク)を見学後は、今帰仁そばを食べ、また、別の日は本部(ムトゥブ)の高山食堂で沖縄三枚肉そばを食べた。

沖縄そばは、それぞれ店ごとに出汁も麺も違い、娘も気に入ってよく食べた。

島サバアートをはじめ、熱中している娘。

完成が楽しみだ。

最終日も、時化でフェリーには乗船できず、バスで那覇へ向かうことに。

フライトまでの時間は、毎回変わらずの波の上ビーチで夕暮れ時を過ごす。

そして、羽田からは終電だったので、娘のバックパックも背負い走り抜けた。

終電を逃すとまた、羽田空港で野宿することのなってしまうので・・・

次回は、東南アジア周遊バックパッカーに連れていこうかな。

【投稿者プロフィール】

大 畑 陽 介

1975年 7月29日生まれ 50歳

社会福祉法人 南山会 喜多見ホーム 看護サービス部 機能訓練指導員

柔道整復師/介護支援専門員/外国人介護従事者担当職員

~略歴~

大学卒業後、就職氷河期を大義名分にワーキングホリデーへ。

西オーストラリア州パースでサーフィン三昧の日々を過ごす。

帰国後、営業職に就くが父親になるのを機に、柔道整復師免許を取得し現在に至る。

~趣味・活動~

週末バックパッカー/シングルファーザー(一女の父)/総合格闘技(U-FILE CAMP所属)/キックボクシング/フリーウェイトトレーニング