🌅物見遊山🌅~西湘と娘とわたし~

昨夜、なんとなく娘にどこか海の近くで海鮮でも食べに行かないかと尋ねてみると、勿論、行くという返事が返ってくる。
久しぶりの土曜日休み。
朝から出かける支度をするが、娘は一向に起床せず、その気配さえない。
小田原駅の一つ先、早川駅で下車し、その漁港で海鮮ランチにしよかと計画していたのだが、既にロマンスカーや特急踊り子号の予定時刻は過ぎ、プラン-Bへ変更する。
デキルオトコは常にプラン-Bを用意しておくものだ。




無事、早川漁港に到着したのはランチタイムを少し過ぎた午後の2時だった。






メニューをみながら、珍しく注文の決まらない様子の娘。
海鮮丼を食べると言っていたはずなのだが、特急の時間調整のために寄ったインド料理屋でのナンのおかわりが効いているらしい。
結局、私が注文したお刺身と地魚ユッケを半分食べるということになり、一件落着。







その後、大磯へ移動し防波堤の上から、久しぶりの潮風とサーファーをぼんやりと眺めながら過ごした。
風向きが変わり、徐々に水平線が朧げとなって、海と空の境界を確認することがむつかしくなる。
”Breez is nice.”
沢木耕太郎氏著書、深夜特急でのフレーズがぴたりと合ういい時間だ。
ここ大磯はサーフィン修行の為、およそ10年前に住んでいた場所でとても懐かしかった。
大磯の老舗サーフショップ・DOMINGOのサーフボードを自転車脇へ乗せ、ついでにまだ小さかった娘も乗せ、RASHのウェットスーツを着たまま、自宅から30秒の海へとよく向かったことを思い出す。
サーフィンはといえば、結果は出せずコンペティションでは1ヒート敗退が続いた。

帰路は真っ赤なロマンスカーGSEへ乗車し無事帰宅したのだが、
そのロマンスカーの車内で、何気に娘から学校の講義でPCが必要だからと言われ
ほろ酔いで良い気分の私は、娘に言われるがまま、MacBook Airをクレジットカード決算し購入してしまった。
ついでに、紛失したという片方のAirPods Proまで…
この手法に毎回やられてしまうのだが、まあなんであれ、わが子が元気でいてくれるのが1番。
次は親子で海外バックパッカーにでも行きましょうかね…
【投稿者プロフィール】
大 畑 陽 介
1975年 7月29日生まれ 50歳
社会福祉法人 南山会 喜多見ホーム 看護サービス部 機能訓練指導員
柔道整復師/介護支援専門員/外国人介護従事者担当職員
~略歴~
大学卒業後、就職氷河期を大義名分にワーキングホリデーへ。
西オーストラリア州パースでサーフィン三昧の日々を過ごす。
帰国後、営業職に就くが父親になるのを機に、柔道整復師免許を取得し現在に至る。
~趣味・活動~
週末バックパッカー/シングルファーザー(一女の父)/総合格闘技(U-FILE CAMP所属)/キックボクシング/フリーウェイトトレーニング