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2020.9.04

感染症アドバイザーの方に来て頂きました。

令和2年9月2日

 

感染症アドバイザーとして、東京大学先端科学技術研究センター 穴井准教授

世田谷区 保健福祉政策部、高齢福祉部の方々にお越しいただきました。

 

新型コロナウイルスの流行が依然猛威を振るうなか、

新型コロナウイルス予防、発生時初動対応についてご教授いただきました。

 

初めは講義形式で質疑応答の時間を設けて頂きました。

なかなかない機会に職員からも質問が相次ぎ、とても良い学びの時間となりました。

定期的なフロア内の換気ですが、窓を開けると室温も上がり熱中症についても懸念していましたが

熱中症が心配になるほどの換気は過剰だということです。

2か所の窓を10~20%開けたままという手段もあるようです。

その他、特養入居者様の入退院時の対応(新型コロナウイルス以外での入退院)や

発症しても広めない、感染を最小限にとどめる手段を学ばせて頂きました。

特に、食事の場は感染のリスクが高く、また、申し送り等の場面も15分以内にすることが望ましいとの事です。

次に、実際に特養フロアを見て頂き、ゾーニングや多床室での隔離方法についてアドバイスいただきました。

既存の喜多見ホーム感染対応マニュアルやガウンテクニックについても、見直しの為のご意見を頂き

皆、不安な気持ちも少し和らいだかと思います。

今回はお忙しい中、このような機会を設けて頂きありがとうございました。

多くの部署、職種の者が参加させて頂き、様々な視点から学ぶことができとても貴重な時間になりました。

今回の経験をもとに、感染予防に万全を期し、また万一の事があっても迅速かつ適切に対応ができるよう努めて参ります。

穴井准教授、世田谷区職員の方々、この度は本当にありがとうございました。