2024.11.13
☯喜多見麻雀☯~人情雀士特養編~
暮夜、黄砂混じりの雨がやんだ。
玄関の扉をゆっくりと開け、まだ濡れたままのタイルの上に歩を進める。
電線へと止まる鳥の囀るままに、ゆっくりと視線を斜め空へと移す。
青葉時雨に冷やりと深く吸い込む空気は、何故こんなに澄んでいるのかと頬が緩むのを感じる。
そして、今日も喜多見ホーム特養では、麻雀をとおしての熱く、だが安閑とした人情雀士達のゲームが繰り広げられる。
ときに、施設長や介護職員も参戦し、一切の妥協なしに行われる喜多見麻雀。
一喜一憂し、ご利用者の豊かな表情をみられるのも、喜多見麻雀のみどころの一つだろう。
「麻雀しましょう。」と、互いに声をかければ、今日もそこにコミニュティが生まれ、コミニュケーションが躍動する。
そんな喜多見ホームでは、一緒に働いていただける、職員を募集しているという。
ホームページには、その詳細が記載されているので、是非、一度、覗いてみていただきたい。
もしかしたら、あなたの人生を変える出会いや、経験がこの施設には待っているかもしれない。
薄暮、いつの間にか吹く風のやわらかさに気づく家路。
年齢を重ね、職員も含め誰かとその空間を共有し、夢中になれることがあるという喜多見ホーム。
興味深く、今後もおもしろいかもしれない。
※喜多見麻雀の様子1(ご入居者/ショートステイご利用者/介護職員/機能訓練指導員)
※喜多見麻雀の様子2(ご入居者/ショートステイご利用者/機能訓練指導員)